独特の雰囲気がある、について補足。

俺の勝手な読み方では、祐巳も灯里も周囲から愛されています。それだけではありません。何というかフェロモンだしまくりみたいな、そんな魅力があるのです。祐巳は結構な方が「うなじ」にやられたと聞きます。俺の周囲だけかも知れませんが。んで、灯里に関しては尻にやられたと聞きます。これも俺の周囲だけかもしれませんが。灯里はそれよりも天真爛漫すぎるところが魅力だと思うんですけどね。お尻はむしろアリシアさんのほうが魅力的だと思うのは俺だけじゃないはず。

お尻の話に脱線しました。話を戻します。
話の展開というか主人公の役割なんかも似ている気がします。主人公もまたその世界の1人にすぎず、読者はその視点を借りて好き勝手に見て回ってるというか、以前にも言いましたが「近寄るんじゃなくて、ある程度距離をとった状態から見る」って感じなんです。この考えは俺だけかも知れませんが、これだと読みやすいです。自分を桂さんだと思えばいいんですよ。(酷っ


なので、他の登場人物ってのが異質に映るんです。そこがある意味閉ざされた世界なので、登場人物ってのはそんなに登場しないんですよ。ここがマリみてARIAをわける境界みたいなものだと思ってます。どちらもリリアン女学園とネオベネチアという世界の中の出来事が主なんですが、マリみての場合、女学園という性質上、男の登場キャラクターはどうしても制限されてしまいます。それがマリみての良いところでもあるんですが。逆にARIAの場合はそのお仕事の性質上、お客様を迎えるわけですから、どうしても男キャラが登場します。灯里は天真爛漫で、分け隔てなく誰とも接することが出来るので、恥ずかしいセリフを連発しつつもお客様を魅了していきます。
それにマリみての場合、柏木さんてキャラクターにも問題があるんですが、男キャラが登場すると作者の下に届けられるファンレターに若干の変化があるそうな。ARIAはポニ男こと暁さんは、憎めない奴なので登場しても何の変化もないはず。ウッディに至っては、めちゃくちゃ良い奴だし、アル君は藍華とくっ付いて年寄り臭いこと禁止されてりゃいいし。

マリみてはゲーム化されてないと思うんですが、ARIAは確かゲーム化されてます。その主人公が男らしいんですが、かなり違和感を感じるんじゃないでしょうか?女なら良いとかそうゆうのではなく、その世界に自分の分身が「主要キャラとして」存在するってのは、俺としては受け入れづらいです。ギャルゲーじゃあるまし、ARIAのキャラとあらあらうふふな関係になるってのは・・・悪くないかもしれませんが、・・・まぁそこは置いておきましょうよ。マリみてもゲーム化されるのであれば、ノベル形式で進んでいくか、祐巳を主人公にした方が良いと思います。いつもの箱庭に閉ざされたかのような狭い世界に、明らかに異質な主人公ってのは受け入れにくいので。


話を作品自体にずらすと違いが生まれてきますが、それでも俺は祐巳と灯里は似ていると思います。この2人に共通するのは以上の理由がある。よって似ている。とまぁこじつけてみたんですが、実際マンガを読んでて何度か思ってしまうんですよね。これは読んでみないと分からないと思うし、人によっては違うと感じそうだし・・・。

俺の感受性が異常なんでしょうか?一応、友人も似てる気がしなくも無い、と言ってくれてます。優しい友人です。なので、俺だけではない気がするのですが、感覚的にそう思ってしまったので、はっきりとした根拠ってのが説明できないんですよ。あぁじれったい


まとめきれないので、無理やりまとめです。
結論;灯里と祐巳は俺の中では似てる。もうこれでいいや