涼宮ハルヒがもしデレデレだったら

キョンデレ、もといツンデレなはずのハルヒが、ただのデレデレだったとしたらどうだろう、そんなことをふと考えてしまいました。でも、ツンデレだからこそハルヒハルヒなんじゃないかとも思うんです。ハルヒツンデレだからこそ市民権が与えられてると言っても過言じゃないですし・・・。ですが、ここでは「デレデレなハルヒだとこうなる」という一つの仮想を書いてみたいと思います。

まず、呼び方から「キョン!」ではなく、「きょ、キョン・・・(////)」になることは間違い無しです。
では妄想してみましょう。アニメでは賛否両論だった「サムデイ・イン・ザ・レイン」で、傘を渡すハルヒがデレデレだという妄想で、キョンに「傘忘れたの?だ、だったら、その、私の傘に一緒に入る?(////)」
ここで顔を真っ赤にするわけですよ。んでいざ傘の下に入っても、近すぎて肩が触れ合うたびにビクッてなって離れては濡れ、濡れるから近づくんだけどまた肩が触れ合ってビクッてなって離れては濡れ・・・これを繰り返してしまいにはキョンが「いいからもっと近づけよ」とか言って・・・。

・・・・・・あれ?可愛いじゃない。それ良いよ!思いつきで書いたけど素晴らしい。個人的にデレデレってのは今ひとつアクセントが足りないとか思ってたんですけど、それは間違いでした。えぇ、間違いでしたとも!


悪乗りして次を考えてみましょう。お次はこれまたアニメから「いて座の日」より、ハルヒが顔を近づけてやる気の出るおまじないをしてくれるシーン。
デレデレハルヒなら顔が近づいた途端(////)な状態になって、速攻で顔を背けますね。そこで、すかさずキョンが鬼畜攻め。「おいおい、顔が赤いぜどうしたんだ?」そしてハルヒが「そ、それは・・・」とか、うっひょーーー!


・・・・・・ごめんなさい。書いてて死にたくなってきました。


頭のおかしい悪乗りはここまでにして、いきなり結論です。これ以上の変な文では俺の心がもたない。
ハルヒがデレデレになると可愛いと思えるのは、やっぱり俺が「ハルヒツンデレだ」ということを頭の中に叩き込んでいるからでしょう。なので今までの妄想はただ、ツンモードからデレモードに移行したにすぎないんです。先入観ともいえるものをもってしまっていますからね。

そもそも俺の意見ではですね、ハルヒツンデレじゃなきゃいけないんですよ。俺の属性とか関係なく!(ここは強調しておきます


んじゃあ何でそう思うか。それは「キョンハルヒに惚れてないから」です。確かに、ハルヒに対して気があるんじゃないかとか思えなくも無いです。ですが、ハルヒと出会った当初のキョンは確実にハルヒに惚れてはいませんでした。惹かれていたのは事実だと思います。じゃなきゃ話しかけないですし。

これはつまり世界を改変する力を持っているハルヒが、キョンに「ハルデレになることを望まなかった」からです。でもハルヒなら自分の力を使えばキョンの心を一発でモノにできるってことに気がついても使わなさそうだな〜。
もしマジでキョンが自分に惚れて欲しいと思うのなら、世界はそう改変されたはずです。しかし、おそらくハルヒは常識人なので、「キョンのことが好きだということが恥ずかしくて認められない」のだと思います。素敵な青春ですね、若いって羨ましい

恥ずかしがる乙女の気持ちがハルヒツンデレにしてしまった。』これが今日の結論です。(何言ってんだ俺

まぁハルヒがデレデレだったら、エンディングもハレ晴レユカイじゃなく、デレデレユカイになっていたでしょう。・・・おっ、うまいこと言ったぞ俺。


あと、ハルヒがもし長門や朝比奈さんがキョンに気があることに気がついてしまったらどうするか・・・。というのをどっかで見かけた気がします。ハルヒは改変の力で諦めさせるでしょうか?俺はそうは思いません。ハルヒは何気にそういうところはしっかりしていそうなので、むしろ自分の気持ちを隠して応援しそうです。そして夜中布団の中で泣くわけですよ。そして気がつくのです。濡れた枕を見て、「あぁ、私はこんなにキョンのことが好きだったのか」と・・・。いい話ですね。でもその一方で古泉が過労死するかもしれませんね。神人大量発生で。