百合作品がどうしようもなく読みたくなるときってありませんか？

　というわけで、あるとき突然『うおー！百合作品が読みだいぜ！』てな気持ちになるときありませんか？何か各方面から「んなわけねぇだろ」という声が届きそうな気がしますか、俺の気持ちに共感してくれているマイノリティーのために、GREENDAYな気持ちになって書かせてもらいます。

とか言いつつ、自分でもこの溢れる感情に説明は付けられないのです。それくらい訳の分からない感情で、例えるなら片思いの相手と話したいんだけど、何話したらいいのか分からない状態とでも言いましょうか・・・。
百合作品に片思いとか、何か俺、末期的なこと言ってますね・・・。まぁとにかくこんな気持ちになるんですよ。たぶん俺が百合作品が読みたくなるように、他の方は、格闘マンガだったりどうしようもなく鬱になるマンガだったり、読んでて気持ちの良くなるくらい突き抜けたバカマンガだったり、と色々あるのではないでしょうか？上手く言い表せないけど、突然辛いものが食べたくなる時とか、甘いものが食べたくなる時とかそんな感じなんだと思います。

「時々、マンガが無性に読みたくなる」

これはマンガ好きにとって結構幸せな感情じゃないかと思います。特にかなりのマンガ好きの方で、尚且つたくさん読んだマンガが多い方などは、金魚屋古書店を読むと、無性にマンガが読みたくなるのではないでしょうか？

話を戻します。
俺は↑で書いたように、時々無性に百合百合した作品が読みたくなります。俺が好きなのは、自覚の無い百合です。これから発展するかどうか・・・、って感じで２人が「Love」と「Like」の境界線に立ってる感じの作品なんてもう、読んだら鼻血出せますよ！
例を挙げるとタカハシマコ先生の『乙女ケーキ』に収録されている最後の作品の乙女ケーキなんて秀逸すぎます。他にもサンダルとか氷砂糖の欠片なんてのはそんな雰囲気です。この作品の魅力はタイガーリリーだけじゃないのです。あとそれとは少し違いますが、乙ひより先生の『かわいいあなた』に収録されている一番最後の作品のココロ弁当なんてのも俺の大好物です。百合好きで読んだことが無い方は読んでみてください。